帰熊4日目

よく覚えていない。でも確かにこの辺の2〜3日は大分の母方のおじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったと記憶しているから、もうまとめて書いてしまおう。特に面倒くさいとかそんな理由はサラサラないんだよ。ホントに。

ある日の夜、大分へと出発しよう、といきり立っていたら、間の細かいことは見事に割愛させていただき、「夜遅く行ったら、おばあちゃんもその時間までおきてなきゃいけないから辛いだろう」という理由で、次の日の朝行こうということになった。実は、それもあるのだが、朝から大分の海で朝間づめに釣りをしようとたくらむ我が家の3人(俺・兄・父)の勝手な提案。ちなみに姉はこの日にはもう旦那の元へと帰っていたからして、残った母には「お母さんは朝、車で寝てるといい」という言葉が贈られ、勝手な悪巧み3人組の提案によってこのプランが採用された。3対1じゃしょうがない。

大分へはおよそ3時間の旅となる。朝1時30分に家を出て、釣りに必要なエサ等の買い物をする時間を含め、4時には釣り開始という3人の計画は、3(+1)人とも全員寝坊という結果により、破綻した。結局3時に熊本を出た3人が大分の海を見たのは日のぼり、明るくなったころで、小魚が動き出し、エサが取られ、底を好むような大物を釣るには最悪の状態という時間帯だった。
俺はというと、寝ぼけ眼で海に出て、仕掛けを作り、竿をたれ、普通なら「さぁ、つるぞ!」という状態のまま睡魔と格闘していた。コックリコックリ睡魔の攻撃を受け、海に倒れこみそうになったことから身の危険を感じ、車で横になった。なにしにきてんだか。
おきると相変わらず二人は釣っていたし、つれている様子もなかった。ある意味正解を引いた俺はそこから仕掛けを作っておいた竿を握り、釣りだすのだが、結局アジ・メジナ程度のエサ取りのようなものしかつれなかった。隣にいた兄は、ボラ(35~40cm)を釣り上げていた。高らかに「いや〜結局外道なんだけどね、まぁ引きが楽しめたからまぁいいか」とか言ってた。

針に兄をかけて釣りをしたら、サメでも釣れるかな。